バンダイ HGUC 1/144 ガンダムNT-1 [アレックス]制作記録


■10/10/05

HGUCジム改というジム改に似た何かが発売され、MGに引き続きカトキ画稿そのままの連邦スタンダードMSがプラモデルで出るという望みが消えました。
でも、カタチそのものは良いので(めっちゃポジティブ)、NT-1とミキシングしてカトキっぽいアレックスを作ってみよう!と思いジム改とアレックスのプラモを買ってきました。
ちょうどアレックス再販されたし。



とりあえず立ってくれないとどうにもならんので下半身から工作開始。
ベージュがジム改のパーツ、白と青がアレックスです。ジム改の太ももは6ミリ延長して使用、関節パーツはアレックスのものをくっつけられるように工作したもの。
スネはアレックスまんま。クツはジム改まんま。腰はフロントスカートのみアレックスでフンドシ部分は3ミリ延長してます。
あ、アンクルアーマーは置いてるだけです。固定方法考え中。



腰はリアスカートを切り離して腰フレームで独立。リアスカートもカトキ立ちのために可動させる予定。



足首関節は、前半分(スリッパとの接続部)がジム改、真ん中(ボールジョイントの受け)がアレックス、後ろ側がエポパテの超ハイブリッド仕様。
かなりむりやりですが、隙間埋めれば多分違和感ないと思う、思いたい。アンクルアーマーの受け軸もつけなきゃいけないので、もう少し細くしないとダメか。



スリッパのカトキ化。カトキスリッパ履いてるジムのはずなのになしてカトキ化せねばならんのか。そういうところだぞバンダイ。
難しいことはできないのでつま先だけ反らせます。まずノコをちょい斜めに入れます。切り離すのではなく、切れ込みを入れます



んで、さっき切れ込みいれたところでぐにゃって曲げて隙間にパテをつめます。



んで削ったあと、1ミリプラ板で厚みをプラスして終わり。先端の面取りがありませんが、ここは表面処理のときに加えます。
上のベージュの部分はそのままだと入らないので削って合わせます。この方法結構有名だけどやったの初めてでしたが、パテで形つくるよりも簡単ですね。
カトキスリッパというにはずいぶん厚底ですが、これはこれでいいかな、と。



ここまでで組み立ててみたところ。
胴体はジムカスタムのがあると良かったんですが、残念ながらHGUCジムカスタムは発売されてない(2010年当時)ので、アレックスのを使います。
ただ、HGUCアレックスは出渕画稿をうまいことつかんでて、特に胴体の上下に詰まってて、若干広い肩幅なんかよくできてます。
なのでこのへんもすこし直さないとダメですね。とりあえずお腹の下にパテ盛って、2ミリくらい延長してみました。
コックピットハッチもそれに合わせて伸ばしました。
頭部はOガンダムのものをそのまま流用、アンテナのみアレックスです。素でめちゃくちゃカトキ顔のオーガンダム、これのおかげでこれイケるかもと思ったくらいなので・・・。
ヘルメット形状は大分違う(アレックス特有の頬ダクトが無い)などいろいろありますが正直そこまでやる気がないのでそのままいきます。



腕はこんな感じで肩〜上腕までアレックスです。
ジム改の下腕にポリキャップの受けを付けて、アレックスの肩と接続できるように。



下腕は3.5ミリ延長してくっつけてみました。まだ肘関節ができてないから仮付けだけど。
全体のバランスはこんなところかな、と当時公開したら、胴体の寸詰まり感を修正するといいですよーと教えてもらったので、胴体周りを直していきます。


■10/10/22

肘関節作って、とりあえず500番サーフェイサーを吹いて表面状態を確認。
肘関節はアレックスのものに、1ミリプラ板で囲って幅増ししつつディテールに。軸は移植してあるので、そのままくっつけられるようになりました。
フロントアーマーは左右でそれぞれ1ミリ外側にプラ板貼って、サイドアーマーは左右で1ミリと2ミリで幅増し。
リアスカートはジム改のものに厚みをプラス2ミリ加えてサイドスカートとの隙間がなくなるように調節、四角いブロックはアレックスの切り離して厚みを調節して使っています。
リアのセンターブロックにポリキャップいれてるのでスカート軸をランナー再利用で作ってそれで後はめ加工。
フロントアーマーは改造なしでくっつきました。
あと、肩軸は切り離して、胸部はアルテコを裏から流しこんで左右からギリギリまで削り込んでいます。最後肩軸は2ミリくらい上に上げて再接着。



胴体部分は上下で詰まった感じがあるので、延長。
プラ板でさらに2ミリ延長し終わったあと、なんかこうベルトっぽいデザインになってるのをすっかり忘れてたのでさらにプラ板で四方を囲って作りました。
腰フレーム上部の腹部受けっぽいアレックス独特のデザインです。HGUCのフロントアーマー上部のスラスターはここにくっついてるんですが、今回はフロントアーマーに直接くっつけます。
このあたりで他のキットのままの部分も含めて表面処理開始しました。



バーニアっぽいのとかちょこちょこディテール入れたりしているところ。
アンクルアーマーの接続はジム改のものを移植。そのままだと入らんので削り込んで調節。可動部品ごと移植してるので、ある程度可動します。
アレックスには膝のマルイチモールドはないんですが、ジム改の太ももを使ってるのでせっかくなんでつけときました。
ただ、もともとジム改の膝関節についてるものだと大きくて干渉するので肘関節のものを移植して使っています。
ガトリングカバー(腕の青いところ)は、アレックスのものを5ミリ延長し、幅とエッジを調節し、ジム改の腕の外側を2ミリほど削り飛ばして合体させています。
ここの接着ラインは直線だし目立つので神経使いました。



珍しく真面目な感じで作ってるので真面目に設定カラーで塗装しました。
青が難しくて、最初三回くらい作り直した、ちょい暗めの青で塗ったらほぼインスト通りの紫がかったのになってしまったのでもう一度次の日に塗りなおし、これまた3回くらい調色したやつ。
でも結局コバルトブルーそのまんま塗った方が良かったような色に・・・。



泣き言言いつつ塗装完了し、完成しました。奥のは昔作ったほぼキットまんまのもの。体型が大分違います。
完成したものはこちら


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