□ガレージキットを作ってみる

2010年、初めてワンダーフェスティバルに行き、初めて買ったガレージキットを、初めて作ってみる企画。
企画っていうか、自分の記録として。というか制作日記として。うーん、まぁなんでもいいや。
日付つけて書くんだったらブログでやれよアホタレっていうつっこみはシカトしてどんどん作っていきます。


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□2010/7/25

そんなわけで作るのはこれ。ピクニックニックニックさんの「ねここ」(原型制作ははみさん)です。とってもかわいいのです。
買ったあとに会場を一周ぐるっとしてたら、なんかすごくいいのがある!と、思って近づいたくらい。いや、お前それさっき買ったし写真も撮ったじゃん!みたいな。(方向音痴)
ちなみにキットは二つ買ったんですが、なんでこっちかっていうと、なんとなくです。でも、もう一個の方も、あとできちんと作ります。




まずパーツチェック。箱には説明書と見本写真が入ってました。パーツは全部で16。あと、髪飾りのビーズっぽいのが一袋入ってました。
うん、欠品はなし。問題ナッシングなのでさっさと作りましょうかね。
説明書に作り方が丁寧に書いてあるので、それに沿って作っていきます。ガレキ初挑戦だし、これはありがたい。




と、まぁその前にワンフェスの帰りにヨドバシでレジンウォッシュと真鍮線(1.0ミリ)を買っておいたのですよ。
どうせ離型剤落とさなきゃいけないだろうし、それくらいはわかります。軸打ち用の真ちゅう線なんかももってないし。
ここまでまぁ私ってばジーニアスね!って感じで来ましたが、家で説明書読んだら2ミリのアルミ線がいいって書いてあってバカ丸出しに。




んで上のレジンウォッシュを100均のタッパーに移して10分ほどつけた後、中性洗剤で洗いました。
よく分かんないのでそのへんにあったジョイで洗ってしまいました。その後確認したら弱アルカリ性って書いてあって裏切られた気分(えー
レジンウォッシュつけたし、ハブラシでごしごしやったし、大丈夫だろ。



□2010/7/26

まずバリ取り。前髪パーツですが、これはなかなか強敵・・・。




ナイフとヤスリで綺麗に。欠けたところはSSP-HGっつーかアルテコで補修。




カバンパーツは薄く成形された部分があり、ナイフ当てたら内側が空洞になってたので一旦穴を露出させます。




見えづらいですが、アルテコで埋め、モールドを彫り直して修正しました。




んでなんか足りないと思ってたんですが、そう、ベース!ていうかベースがないと仮組みもできない!
てなわけでダイソーダッシュをかまして探しましたが、これくらいしかなかった・・・。模型店にいけば売ってるでしょうけど、どうせ台座も塗るのでこれいいか。
欲をいえば丸いのがよかったけど、これそもそも台座用じゃないし、仕方ない。
6枚もあるので、とりあえず6体は作れるな。




軸打ちしていきます。このサイズなら、多分接着剤だけでもいいと思うけど、完全に推測でモノを言ってるのでちゃんとやろう。
パーツを合わせてマジックで印を付けて、ドリルで穴をあけました。




んでベースと足首も同じようにやって、真ちゅう線通したらクララが立った!状態。
首と頭も同じようにつなげました。うーん、たしかに1ミリ真ちゅう線だとぐらつくかなー。でもどうせ接着するし、いっか。
このあたりで「俺ガレキ作ってる感」がすごくてテンションが上がってきました。




そういう感じで全身に軸打ちしていきました。一部テープで仮止めしつつ、組み上げ(カバンはもたせていません)。おおっ、なんだかすごくイイカンジ。
やはり、1ミリ真ちゅう線では不安定です。説明書通り2ミリにしておけばよかった。



□2010/7/27

バリとか気泡埋めとかばりばりやっていきましたが、レジンキャストがこれでもかってくらい白いので表面の状態がさっぱりわからない。驚きの白さ。
てなわけでサーフェイサーを吹きます。俗に言う捨てサフです。言ってみたかっただけです。
さて、いつも使ってるプラスティックモデル用のサーフェイサーはレジンキャストには使えないので、プライマー入りのものを使います。これならOKよね。
実はレジンパーツを使う予定があって前買ったのですが、結局使わなかったものが家にあったのです。瓶入りなのでエアブラシで吹きます。




そんなこんなで吹いた。おもいっきりボタンを引いて、ぶしゅーっと一発かましてやりました。
で、想像以上にひどい。見えなかった気泡が次々と・・・・。これは精神的にきますね・・・。




とりあえず乾燥してから#600ペーパーでごしごしと磨きを入れていきます。
サーフェイサーを吹いて見つかった気泡に、先程のサフを筆塗りして埋めて、乾燥したらまた磨いていきます。見た感じ、あと2回くらい繰り返せば終わりかな。
実は配色が決まってないのでこのへんのんびりやりつつカラープランを練りましょうかね。



□2010/8/4

サーフェイサー→パテ埋め→磨き→サーフェイサーを2回ほど繰り返し、だいたい表面ができてきたので色を塗ります。
が、ロボットの模型と違って、肌色があるためグレーサフの上から下地塗装をします。
というわけでまずは白くします。塗り終わってから気づいたんですが、ピンク系を下地にしてもよかったかもしれんね。
で、上の2つ。右のクールホワイトの方は隠蔽力があるので、こちらでぶわーっと一発吹きして時間短縮。
ただ、青みがかった白でそのままでは肌色の下地に使えないので、黄色がかった左のホワイトFS17875(長い・・・)をさらに上からオーバーコートします。




そんなわけで肌色部分と、シャツ(ここは白で塗るのでこれで終了)に塗装しました。塗料が余ったので髪の毛なんかもいったん白くしました。
ニーソデザインなので、腕と顔くらいしか肌色露出がないので少し楽ですね。




□2010/8/6

肌色を塗るぜーってその前に、せっかくホワイトで塗装したんだから、目の部分をマスキングしておけばあとが楽ですね。
というわけで目全体をマスキングしておきます。




さて、肌色ですが、Mrカラーにキャラクターフレッシュなるものがあるので買っておきました。一から作ってもいいけど苦手なので・・・。
で、売り場に行ったらさらにピンクがかったキャラクターフレッシュ2なんてのがあったのでこちらも買っておきました。
まずは基本塗装です。そのまま使うのもシャクなのでキャラクターフレッシュ1にホワイトとオレンジイエローを足して色を作りました。右端のがそれ。




そんなわけで上で作った色でべた塗りしたあと、キャラクターフレッシュ2に赤とオレンジを加えた、少しピンクがかった色でグラデーションを入れました。
普通は基本色より明度が低い色でやると思うんですが、チークや、間接部のピンク色(絵だとなぜか入るアレ)を入れたかったのでこういう感じで。
このあたりの、微細なグラデーション塗装は、ガンダムだとやらないから、新鮮ですごく楽しいです。





そしてマスキングしてニーソックスを塗装。ブラック100%だとまっくろくろすけになってしまうので赤を足して若干ブラウンよりにふってます。
んで服は塗装した白にオレンジをほんの少しだけ加えたものでシャドウを入れて、再度白で塗装して全体をなじませました。

クールホワイトにスカイブルーのシャドウの、パキッとした感じにするか悩みましたが、あたたかい雰囲気を出したかったのでこういう感じに。
ニーソの光沢は質感的にはいい感じだけど、なんか初音ミクみたいな感じになってしまいそうなのでつや消し仕上げかなー。




足はさらにマスキングしてクツを塗装します。見本は銀色ですが、革靴っぽい塗装に。
赤やオレンジにグレーやブラックを混ぜて彩度を下げてチャコールグレーを作りました。うーん、それっぽくはなったかな。





いきなり写真がでっかくなりましたが、髪の毛の経過。
オレンジ→オレンジイエロー→ライトグリーン→ビリジアングリーン→スカイブルーでグラデーション。
自然につながるように明度の調節はしています。でもやっぱ普通のイエローを挟むべきだったなー。家にあると思ったらなかったっす。
完成見本は、緑がかったブルーで綺麗でしたが、派手派手にしたいなーってことでこんなバカな感じに。。。
ここだけでかなり時間がかかった上、もう少し白を混ぜて全体的に彩度を落とした方がイメージ通りだったなーとかあるけど、疲れたしいいやこれで。




前髪と横っちょの髪の毛は最後のスカイブルーのみ。色相グラデーションはやりませんでした。
で、髪の毛パーツ全体で髪の毛のスカイブルーに白を足したものでハイライト、青を足したものでシャドウをさらに追加して終わり。
まぁここまでやっても後ろから見ない限りこんなグラデわからんね。



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